衛生管理
器具の滅菌処理について
超音波洗浄
オートクレーブによる滅菌処理の前に超音波洗浄機により、鍼等に付着した血液、タンパク質、脂質等を落とします。
超音波洗浄後、流水にて洗浄します。
高圧蒸気滅菌
「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師に関する法律」に基づき、治療に使用する鍼、鍼管、シャーレはオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)によって滅菌しています。
オートクレーブとは、内部の飽和蒸気によって高温高圧にできる機器のことです。
オートクレーブを用いた滅菌を高圧蒸気滅菌といい、高温の蒸気でオートクレーブ内の圧力を上げることにより、全ての細菌や微生物を死滅させます。132℃の状態で10分間滅菌します。
鍼の保管、管理
滅菌後の鍼は個人専用の試験管にて保管し、他人の使用する鍼と混ざることはありません。
使用前に鍼の状態を確認しており、劣化変形等が見られる場合は新品の鍼に交換します。この場合の鍼代は無料です。
※特殊鍼を交換する場合は1本50円から100円かかります。
施術者の手指消毒
施術者は患者に触れる前後に流水による手指の洗浄を実施しています。
刺鍼、抜鍼の直前にはエタノールによる手指消毒を実施しています。
施術患部の消毒
エタノールも含ませた綿花により清拭を行います。